上手な本の選び方-ネット編
※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載し、収益を得て運営しています。
上手な本の選び方で、私なりの基本的な本の選び方をご紹介しました。しかしそれらの多くは、実際に本を手にとってこそできるというものがほとんどです。
一昔前なら本は書店で購入することが一般的でした。ですから店頭での選び方だけを知っていれば十分でしたが、現在は本もネットで買える便利な時代です。ネットなりの本の選び方も知っておいた方がいいでしょう。
ネットの本屋さんはたくさんありますが、本ページでは、中でも私が徹底的に有効活用している Amazonに焦点をあてて、ネットでの本の選び方をお話しします。
Amazon.co.jpを使うメリット
意外に思われるかもしれませんが、私はリアルの書店で本をほとんど買いません。9割以上の本を、Amazonで購入します。なぜ私がこれほどまでにAmazonで購入しているのか。その理由となるAmazonのメリットをお話しします。
簡単に本を探せる
当たり前ではありますが、店頭であっちこっち歩き回らなくても、検索ボックスに用語を入れるだけで簡単に本が探せます。書籍名が何となくしか分からなくても、キーワード候補(インクリメンタルサーチと言います)が出てきてくれるので、非常に使いやすいのです。
大型書店でも店頭のマシンで検索はできますが、タッチパネルのはやはりものすごく使いづらい。この点においてはAmazonの圧勝と言えるでしょう。検索結果についても並び替えできますしね。
良い本を探す機能が豊富
Amazonは、カスタマーレビューやレコメンド機能など、良い本を探すための非常に便利な機能がついています。これらがあるからこそ、ネットの本屋さんの中ではAmazonが一番優秀だと私は思うのです。
これらについては本ページの後の方で、改めて説明します。
品揃えが豊富で、配送も早い
Amazonは本の品揃えが豊富なところもメリットの一つと言えるでしょう。実店舗では、利益を出すために、売れそうな本を優先して仕入れます。店舗という物理空間に商品を陳列するのですから、それは致し方のないことです。なので本屋さんの規模によって、品揃えが大きく異なるんですね。
対してAmazonはネットショップなので、商品を陳列するのに物理的な制限がありません(もちろん在庫を管理する倉庫の制限はありますが)。ひいては実店舗よりも豊富な品揃えを実現できるのです。
そしてなにより、発送が早いのもポイント。注文したらその日のうちに発送されることもめずらしくありません。有料にはなりますが、さらに早いお急ぎ便というのもあるので、急ぎの場合にも便利です。
本を持って帰らなくていい
私はトレンドをつかむために、リアルの書店にもよく足は運びます。特に私の場合は大型書店がメインです。
大型書店は比較的大きな駅にある関係上、本屋さんだけが目的で行くわけではありません。なので、そこで本を買って持ち帰るのが重いんですよね。配送してくれるサービスもありますけれど、○○○○円以上などの制限があるのが普通です。
Amazonはもちろんネットでの注文なので、商品は配送してくれます。しかも1500円以上で送料無料と、実質的に送料は無料のようなもの。Web系の本は1冊で2000円以上する本が多いですから、(10/11/14/追記: 通常配送は完全に無料になりました)気軽に1冊からでも送料を気にせず購入できます。
誤って同じ本を買わなくて済む
これは買い方にもよるかもしれませんが、私の場合よく本を買うので、「あれ、この本買ったっけ!?」ということがAmazonをメインにする前はたまにありました(汗)。
Amazonなら購入履歴が残りますし、なによりページ上部に「お客様はいついつにこの商品を注文しました。」と出てくれる(要ログイン)ので、同じ本を買ってしまうリスクを回避できます。学習を始めたばかりのころは便利に感じられないかもしれませんが、後々本が増えてきたときに、便利に感じられると思います。
キレイな本を買える
店頭で購入するときは、長期間置いてある本だといろいろな人が立ち読みしているので、軽く使用感があることも(汗)。同じ本がたくさん置いてあればその中からキレイなのを選べますが、一冊しかない場合はそれを買うしかありません。
Amazonの場合は(たぶん)倉庫に置いてあると思うので、立ち読みされることもなく、比較的本がキレイです。まぁあまりたいしたことではありませんけどね(笑)。
Amazon.co.jpの便利な機能を有効利用して、よい本を選ぶ方法
さて、基本的なメリットはお話ししました。しかし、Amazonの深いメリットはそれだけではありません。良い本を選ぶ際に、最も重視したい項目について、詳しくお話ししたいと思います。
カスタマーレビューの見方
Amazonで良い本を探す上で、最も参考になるのはカスタマーレビューです。ご存じだと思いますが、Amazonは、商品ごとにユーザレビューが盛んに投稿されています。
の評価の見方
の評価には、各ユーザが投稿したものと、その本の平均評価の二つがあります。基本的には、平均評価と総レビュー数が重要です。総レビュー数が一桁の場合、レビューした人によってぶれがあるので、平均評価も参考程度に。逆に総レビュー数が多ければ多い程、平均評価の信憑性が高まります。
例えば、下記の本などは、41件もレビューがあり、なおかつ評価も高いので、おそらく良い本だろうと推測できるというわけです。つまり、「みんなの意見は案外正しい」のです。
ユーザのレビューコメントについて
人の感想はそれぞれなので、特定の人のコメントだけに踊らされない方がいいです。中には、感情的になって、極端なコメントをしている人もいますからね。そもそも、読む人のスキルによって良書かどうかは変わるということもあります。あくまで前述の☆の評価と、複数のコメントを読んだ上で、総合的に本の評価を感じ取ると良いでしょう。木を見るのではなく、森を見る感じでしょうか。
慣れてくると、それがだんだんうまくなり、直感的に分かってくるようになります。(とは言っても最近はコメントもあまり読まずにほしい物リストに入れてしまいますが)
ノイズに注意
また、たまーにノイズも混じっているので、そのノイズは(気づいたら)無視します。ここで言うノイズとは、著者本人や、その仲間がこぞって絶賛したりする場合です。Web系の本についてはそれほど多くないのですが、やけに褒めちぎられているレビューコメントが多い本があります。
そういった時は、そのレビュー者が他の本で何件くらいレビューしているかを見ると分かるときがあります。他の本へのレビュー数が極端に少ない+絶賛のレビューをする人のレビューは控えめにとるといいでしょう。不思議なことに、Amazonをよく利用していると、何となく分かるようになってきます。
レコメンド機能
Amazonはレコメンド(お勧め)機能というものがあります。今やレコメンド機能はECサイトなら当たり前の存在ですが、Amazonのそれは本当にすごいと言わざるを得ません。この機能を有効利用していくことで、上手に本を選ぶことができます。
具体的には、いいなと思う本があったら、まずは「ほしい物リスト」に入れます。すると「○○を買った人は、こんな商品も買っています」というのと、「あなたのリストに入っている他の商品を買った人は、こんな商品も買っています」というのが出てきます。下記のような感じです。
このリンクをたどって評価の高い本を選んでいくと……、あら不思議、ほしい物リストにはたくさんの本が詰め込まれています(私はいつもこうです-笑)。全部買ってもいいですし、さらにほしい物リストから絞り込みをしてもいいでしょう。
デメリットもある
いろいろとご紹介しましたが、これらを利用して本を選んでいっても時には失敗、つまりハズレ本を購入してしまうことも当然あります。手にとって選ぶわけではないので、それは致し方ないことです。
それでも、優秀な本を選ぶ手助けにもなっていることは間違いありません。ぜひリアル店舗だけではなく、Amazonも有効活用してみてください。
リアルで購入するときにも
Amazonのカスタマーレビューは、リアルで本を買うときにも使えます。例えば、Amazonで評価の高い本を探し、それを店頭で探して立ち読みしてみることで、ネットだけで買うことによる失敗を減らすことができます。
また、店頭で買おうか迷っている本を、携帯からAmazonのレビューをチェックしてみるということもできますね。時間に余裕がある方は、是非試してみてはいかがでしょうか。
12/06/30 facebookページ開設しました。RSS代わりにも使いたいと思います。
コメント
この記事へのコメントはまだありません。
↓もし参考になりましたら、シェアしていただけると嬉しいです(^-^)